【5080問題】玉川学園駅からロマンスカーに身投げした親子
80代の母と50代の娘が通過するロマンスカーに身を投げた。当初は分からなかった身元がようやく判明すると、追い詰められていた「8050」の二人の実像が浮かび上がって……。事故が起きたのは先月28日の午後11時7分。東京都町田市にある小田急線の玉川学園前駅で87歳と52歳の母娘が駅を通過する新宿行きの特急ロマンスカー「はこね72号」に並んで飛び込み、亡くなったのだ。
玉川学園という駅は、小田急線の町田駅よりひと駅のところにあります。駅の名称通り玉川学園という学校があります。幼稚園から大学までの一貫した教育を行っている学校です。自由な学風が特徴の学校です。朝夕の玉川学園の学生がにぎわいます。学校も徒歩圏内にあるので、自転車を使わなくても3分も歩けば学校というまさに玉川学園のための駅と言ってもよいでしょう。
[ad]社会部記者の話。 「駅では1時間ほど前から逡巡する母子の姿が防犯カメラに収められていました。何度も身を投げようとしては、決心できずにためらう様子だったそうです。この駅はホームドアが設置されておらず、人身事故が度々発生。“自殺の名所”としても知られています」
ここが自殺の名所!?とは知りませんでした。怖いです。しかし防犯カメラがあるのなら、それを監視している駅員がいるわけで、ナゼ?不審に思わなかったのか疑問です。まさに身投げしようと何度も試みたとありますが、であれば見ている駅員はじっとしてないで止めに行けよ!と言いたい。これについて小田急線に問い合わせます。駅員は寝ていたのか? [ad]二人の生活圏は町田ではなく、神奈川県座間市にあった。 小田急相模原駅から徒歩15分ほどの閑静な住宅地に古い3階建てのマンションがある。7世帯が入居していて、この1階に母子は二人で住んでいた。 「6年ほど前に引っ越してきたんです」 とは同じマンションに暮らす住人である。 「当初からお母さんも娘さんも仕事をしている様子がなくてね。娘は身長が150センチちょっとなのに60キロは超えているような体形で、朝から家の前でたばこを吸っては缶ビールを呷(あお)るような生活。駅前のパチンコが行きつけだったんだけど、風呂に入っていないのか、臭いがきつくて、客の間で評判になっていました」
[ad] まあ私生活まで調査したのは、ここまで人物の輪郭を調べた社会部の記者はさすがです。だいたい口の堅い人が多く、関わりたくないというのが本音です。私生活が荒れていたいうか、精神が病んでいたと言えるでしょう。社会では、こどおじとか言う男性差別用語がお笑いのように使用されますが、今回は女性、いわゆるこどおばでした。女性の場合、やはり良き伴侶に巡り会わなかったツケが非常に大きいと思います。 [ad]生活は苦しかったようで、 「年金暮らしだった二人は同じマンションの住人に借金をしていたんです。しかも一人ではなく複数人から借りていましたよ」(同) 実際に、金を貸したことのある住人に聞くと、 「今年の9月、夜になって突然、娘がピンポンしてきたんだよ」 思い悩んだ末のように、娘はこう切り出してきた。 「“2千円貸してくれませんか”って。このマンションって近所付き合いがあって、彼女も知らない仲ではないし、貸してあげたんですよ。そうしたらまた3日後に来た。
福祉を利用するなり、頼るなりしたのでしょうか?一概には言えませんが、市役所に却下された可能性もありますね。福祉課から「若いから働けるでしょ?」という冷たい対応だったかも知れません。だからしょうがなく近隣の住人からお金を無心したのでしょう。生活が苦しければ、生活の質を変えていくのも必要です。これができない人も多いのです。 [ad]“今度、遺産が入るので収入印紙が必要なんです”と言って、“1万円貸してくれ”と。たまにお母さんも来るようになって、合計で10万2千円を貸したんですよ」 ところが、待てど暮らせど金は戻ってこず。 「10月末に娘が“また借りたい”と来た。“いつ返してくれるんだ”と聞いたら、“近々、遺産が4億円入ります。そのための印紙代が必要で。そうしたら色を付けて100万円で返します”だって。これで嘘だとわかったね」 まるで寸借詐欺の手口で金を無心していた親子。近隣住人が自宅に押し掛け、金を返せと騒ぎになったこともあったという。 「ある人には金を借りられなくなると、“100円でもいいから”なんてせがんだこともあった。面倒だから100円渡して追い返したそうだよ」
[ad] なぜそこまで近隣住民に頼るのか?というのが疑問です。頼るならふつう親族だったり兄弟や、叔父叔母が思いつきます。しかし親せき関係がないとそれもできない。やはりこの親子は孤独で追い詰められていたと言えます。他人ごとではありませんが、親せきの関係がないという人々は多いのです。特に都心部や郊外に住んでいる他県から来た住民というのは、そういう理由があるのです。これは誰にも話せない深くて重い理由です。どちらが死を選んだのか?わかりませんが、小田急線の特急を選んだ理由?突発的に思った結果でしょうか?毎日都心では人身事故が発生しています。理由はそれぞれです。彼らを止める手段はあるのでしょうか? 最後に「僕は、死にましぇーん」と大声で叫びましょう!!