海外あるある 警戒心MAXの人、女性一人旅アドバイス、チャンマイのオヤジGJ

荷物を羽交い絞めにするおばさん、たぶん日本人?

ホーチミンにて歩いていると、向かいから小走りで、なんだか鬼の形相で歩いてくる女がいました。いかにも旅行者です!?みたいな違和感のオーラを出している40代女で、荷物をガッチリと羽交い絞めにして、前方をにらんでツカツカと早歩きします。とっさに「あっこの女、日本人だな?」と思いました。というのも、当時はやっていたバックを持ち、おまけにお札がぶら下がっていましたからね。

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しかし女は私とすれ違っても見向きもせず、そのまんま通り過ぎます。振り返ると、猫背のまま荷物を抱えて歩いていました。なんか寂しいというか、「なにしに来てるのだろう?」という残念な気持ちしかありませんでした。事情があるにせよ、あそこまで鬼の形相でいられるかな?警戒心はあったほうがいいに決まっていますが、警戒感マックスのまま旅行してもたのしくないでしょ?そりゃあいろんな奴います。

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旅行者を騙す奴。金をせびる奴。おつりをごまかす奴。ガイドしたから、金クレクレの奴。いろんな奴がいます。ひったくりや酷いときには暴力で奪われることもあるでしょう。だから警戒しないといけないのは、海外邪当たり前です。ですが、あのおばさんの異常な緊張感はビンビン伝わりました。しかし治安は日本と比べて悪いと思うが、逆に犯罪に巻き込まれるのではないか?と思いました。

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眉間にしわを寄せて何が楽しいんですかね?海外に行くと第6感が研ぎ澄まされます。日本におれば、安全で安心で夜でもどこでも行けます。だから、警戒心はないといっても過言ではありません。だから第6感というインスピレーションが退化するのです。このインスピレーションは素晴らしく、ガイドブックなしで歩いていると、このインスピレーションが働くようになります。これは、人に備わった警戒心だと思います。動物にはそういう能力がありますが、人もあるのですが、安全過ぎると退化してしまうのです。

女の一人旅

リスク覚悟と自己責任で行動するべきですね。誰も助けてはくれません。誰かが助けてくれるとか、タイ人は親切だとか根拠のないイメージを描いていると失望するでしょう。日本人も大勢いるので日本人とつるんでいるような仲良しグループに入るのもいいかも知れません。しかしなんのために外国に来ているのか?女のひとり旅はいろいろ誘惑が多く、危険です。友達数人と旅行したほうが良いです。現地で意気投合して一緒に行動を共にするとか、したほうが絶対にいいです。まあ、マッサージとかエステとか目的ならそういう長期滞在している子と仲良くなればいいんじゃないかな。

ありがとう感謝です!! 長期滞在のオヤジ

ビザが切れかかっていたので、タイ国境のチェンマイにいました。チェンマイは、タイ旅行者がビサを延長する際に、いったん隣国ラオスに出るという手段で滞在する場所です。そこで出会った日本人オヤジの話です。日本人の多いゲストハウスでは、貴重な情報が得やすいのです。ゲストハウスの傾向を見て見ると、だいたい白人たち(英語圏)は同じようなゲストハウスを利用するケースが多いのです。

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白人種と日本人はやっぱりなんか違います。ですから、ガイドブックにあった日本人が多数いるゲストハウスに宿をとるのは、妥当と思います。ここチャンマイでは、ゲストハウスが集中している場所に行けば、必ず空いているものです。泊っているゲストハウスは、風通しの良い2階建てのアパートみたいで、中庭があり庭にはベンチがありました。庭をブラブラしていると、長期滞在しているオヤジと情報交換の話をしました。このオヤジは普通の日本人で、騙そうとか、猛者話をするわけでもなく、タイのチェンマイを楽しんでいるようでした。

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そういう余裕のある印象でした。ビザの話になり、ハッと自分のビザの期限が近づいていることに気がつきました。ここに来た理由は、チャンマイスタイルのマッサージを習いに来たという目的でした。しかしめんどくさくなっていたのは確かです。わずかな所持金も有効に使いたいわけで、日本ではできないことをやろうとチャンマイに来たのです。まず、やったのが、ホンモノの銃でスイカを撃つという射撃。バンジージャンプ。結構本格的なレーシングカー体験。ナイトバザールでブラブラしていました。

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オヤジとの話で、自分のビザが切れかかっていることに気づきまいた。オヤジに「早めに行ったほうがいい、切れると罰金を払わされる」と忠告されて、あせって荷物をまとめると、次の日国境近くの町にバスで行くことにしました。ちなみにチャンマイは、歌姫テレサテンが不審な死を遂げた町でもあります。のんびりし過ぎた自分は、一日だけ、ビザを過ぎていました。それで国境警備の事務所で1日の罰金を支払うハメになりました。しかし、あのオヤジに会わなければ、もっと悲惨なことになっていたことは事実です。

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タイに来て、日本人に助けられたいくつかの一つでした。しかし、ビザ超過を安易に考えてはいけないのです。罰金があり、日数により加算されます。払いたくなければ、いったんタイから出国して隣国に移動すればいいことです。パスポートの印をたまに見るようにしましょう。タイでぼーーーとしていた自分は、暑さでもうろうとしていました。あのオヤジの忠告がなかったら、悲惨な目に遭っていたでしょう。ゲストハウスのオヤジには、感謝しきれません。あらためてありがとう。(アリスの谷村新司ふうに・・・)

https://www.arukikata.co.jp/country/TH/