【事件】難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)薬物を投与して女性を殺害

難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の女性から依頼を受け、薬物を投与して女性を殺害したとして医師2人が京都府警に逮捕された事件で、女性が主治医に胃瘻(いろう)からの栄養補給の中止などの手段で安楽死を求めていたことが28日、関係者への取材でわかった。主治医は拒否しており、京都府警では、殺人を依頼する原因の一つとなった可能性もあるとみて慎重に調べている。

 

潜在的に数はわからないが、相当数の患者はいますよね。彼らの心境をちょっとお聞きしたいですね。
嘱託殺人容疑で逮捕されたのは仙台市泉区の呼吸器内科医、大久保愉一(42)と東京都港区の泌尿器科医、山本直樹(43)の2容疑者。共謀し、ALSで寝たきり状態となっていた京都市中京区の無職、林優里さん=当時(51)=に頼まれ、昨年11月30日、女性宅で致死量の薬物を投与し、殺害したとされる。

 

2人がまさか0円でやったとは、考えにくいですね。誰もやりたがらない、リスクの高い仕事?ですが、そんな常識持っているわけで、それを承知で実行した事実。これは、安楽死を強く願う患者となにかしら金銭の授受があったと思われますね。

 

関係者によると、女性は昨年9月ごろから主治医に対し、「死ぬために栄養を減らしたい」など胃瘻からの栄養補給の中止を提案していたが、主治医側は自殺幇助(ほうじょ)にあたるとして拒否したという。女性は翌10月、山本容疑者の名前を出して主治医の変更を希望したが、主治医は認めなかった。

 

だから死を美化して神聖化するのは、もうやめましょうよ。日本人はとかく尊厳をこだわりすぎる傾向があるが、しかしその反面、死を軽視している現場があることを知ったほうがいいですよ。テレビやニュースでは、死の尊厳を重視してバッシングしますが、じゃああなた本人の家族がこうなったら?どうするのですか?仕事や学校をやめて介護するのですか?誰が介護するのですか?誰が責任を取るのですか?これに答えられる人は、いないでしょう。そんなリスクを負ってまで、人の介護のための人生をささげられますか? だから人任せの無責任なのです。 無責任のくせに、他人の行動にとやかく文句を言う。 現実にトリアージを導入して、安楽死を認めるという患者優先にするというのが重要ですよ。