アンチエイジ・スモールボール体操

 高齢化の進んだ日本においては単に 「長く生きる」 ことでなく 「長く健やかに生きる」 ことが強く求められています。

そのためには、ひとりひとりが 「アンチエイジング」 を目指すことが重要となります。

そして、日常でも使われるようになった 「アンチエイジング
は日々の健康増進に繋がります。
また、運動の効果はさらなるアンチエイジになります。

アンチエイジングと超高齢化社会の現状を考え,アンチエイジングに対する運動の効果を明らかにすることを考えてみた。
その方法として,
①高齢者に起こりやすい疾患,疾病や症状等,
②それらの疾患,疾病等の予防に対する運動の効果,
アンチエイジングに対する運動の効果,
アンチエイジング実践に向けての具体策

現状の健康状態より 1 段上の健康状態にすることを目指して積極的に挑戦することがアンチエイジングです。
アンチエイジングは単なる寿命の延長ではなく病気治療が目的でもない。 生きる生活の質を重視しています。
精神 ・ 身体両面から健康であることが重要です。

① ADL・QOL の維持,寿命延伸と運動には関連がある。
②疾病 ・ 症状の予防,改善,健康寿命延伸に運動は効果があり,必要です。
③どの年齢でもどんな症状の人にも運動は効果がある。
④運動は脳 ・ 精神 ・ 身体全体に影響を与える。
⑤運動量の多い人ほど疾病羅漢率が低く見た目も若々しいなど,

運動は体の全領域に効果があり,寿命と関連がある。

運動は健康維持 ・ 増進に必要である。

アンチエイジングを目指し,QOL を維持し充実した生活を持続するためには有酸素運動,筋力トレーニング,バランス運動,脳トレ運動等を多く取り入れることが重要です。
 
具体的な運動として、簡単にできる運動を実践してみてください。

①ウォーキング,踏み台運動,50 健康・フィットネス領域
インターバル速歩などの有酸素運動を 1 週間の合計歩数が 50,000 歩(生活歩数を含む),または有酸素運動の合計時間では 120 分,

②筋力トレーニングを 1 回 10 分で週 3 日,

③ストレッチ運動を週 3 回計 30 分,

④バランス運動(片脚立ちなど)週 3 回計 10 分。

いずれも最低目標でこれ以上を実践目標とし継続すること。

そして継続するには 「楽しくできること」 が不可欠であり,内容や仲間作りなどその人に合った楽しめる環境が長続きできます。