台湾というところ 2 マンゴー屋さんと日本語ペラペラのお年寄り

故宮博物館じゃない!?

そんなわけで、山の中腹でだらだらのんびりと人のカラオケを聞きながら、テキトーにお寺にお参りをしました。台湾の神様は道教の影響でカラフルで極彩色です。まあそれが台湾という性質ですね。 あらためて・・・ああーここは、故宮博物館じゃないw間違えた!

という自分の愚かさに笑いましたwそして、山を下山して今日は故宮博物館はあきらめ、明日にしようと心に決めたのです。時間も午後を過ぎていたしね。そして夜市というガイドブックにも載っている有名な市に、昼間行きましたw夜じゃなく昼wというのも、昼は歩き回り夜動き回るのがめんどくさいからです。というより、正直に言いますと、さっきの山登りで、足腰がフラフラでした。そんなめんどくさがりなんです。夜は夜でにぎやからしいですが、ポッチのオッサンがひとりでおもしろいわけがない。

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夜市の昼間に行こう!かっこいいマンゴー屋さん!?

夜市の昼間は、まあまあにぎやかで、路上に商品を置いて売っている人もいれば、屋台で肉まん、点心を売っている店もあります。みんな元気な感じで活気がありますだから、外国ですが、楽しい気分になります。台湾バナナと言う通り、南国フルーツ大好きの自分は、果物屋さんをみつけました。

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大きくて甘そうなマンゴーがありました。即1個買いました。落ち着いてマンゴー食べたいという欲求で、ベンチを場所を探したのですが、ない?ないんですね・・・で、「あっそうだ!!マンゴーてバナナとは違うんだ!」ナイフがなけりゃ剥けないだろ?あらためて自分の愚かさに笑いました。またやっちゃいました。悩んだあげく、マンゴーを買った路上店に行き、身振り手振りで、「マンゴーを食べたいので剥いてくれ」と頼みました。すると、手慣れた様子で見事、高級な新宿高野フルーツwwwをキレイに切り分けてくれました。シェンシェイ?

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袋に入れてくれて、お礼にお金を渡そうとしますが、店主は受け取らないのですwwwつまらないことですが、自分はこれに感動しました。旅行客からボッタクリはなんども経験しています。定額料金の割り増し料金詐欺も遭いました。台湾に失礼ですが、台湾もどうせそんな感じなんだろうな?と勘ぐっていましたが、この店主は違いました。キッパリといらないと受け取らないのです。

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ぜったい受け取ろうとしないので、なんだか熱くなった自分は無理やり置いていったのです。これがよかったのか悪かったのかわかりませんが、自分の琴線に触れたことは事実です。なんだか日本人として、という礼儀があったのかも知れません。私にしてみれば、よい仕事に対してチップ(報酬)を置いたつもりなのです。マンゴー屋さん・・・悪く思わないでほしい。それにもまして日台友好気分でした。

紳士風のおじいさん

話は前後しますが、夜市の行き方がわからず、駅のインフォメに行きました。2人の若い女性がいて、スケベ心も手伝い聞いてみることにしました。自分のたどたどしい英語は通じず、女性は困惑顔です。そこに紳士風のおじいさんがツカツカと来て、日本語で自分に説明してくれたのです。思わず感動して鳥肌モノでした。すごいビックリしました。台湾の人が、こんなにもスラスラと日本語を話せるなんて・・・

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そういえば、昔日本だったのですね。激しくお礼を言いいました。そんなわけで、知らない土地や知らない文化に触れると、驚きやら発見がありますね。もっと時間があれば、台湾旅行したいですね。イロイロ歴史的背景があり、台湾人の日本人に対する意識も複雑だと思います。トラベラーとして思想や主義を持たず、その国を楽しむというのが、一番だと思います。いい人悪い人もいます。そんなの当たり前です。いちいち腹を立てていたらせっかくの旅行が台無しになりますよ。そんなわけで海外は自分が裸(本性)にされるそんな気がします。