折れない心のつくり方

ペンタゴン式ハードワークでも
折れない心のつくり方という本を
元にストレスに負けない心の整え方
というテーマでお送りしていきたいと思います。

ペンタゴンとは?
陸軍や海軍など主なアメリカ軍組織
を傘下に収めるアメリカ国防総省
建物であり国防総省自体を指す言葉です。

pentagon 式とは、
つまりアメリカ国防総省式ということです。

この本の著者は、元情報部隊の
エキスパートとして勤務してきた人物
で現在も国防総省に籍を置いています。

ペンタゴンはテロ特別活動や
紛争地帯への派遣災害救助など
様々な危険なミッションにも
関わるストレスフルな環境なので
相当なタフな心がより求められる
職場とも言えます。

そのためペンタゴンでは、
メンタルを鍛えたり、整えたり
するための様々なトレーニングが
用意されています。

そして徐々にやれば、
軍隊のような生死に関わる
環境でなくとも、私達が日常的に
感じる様々なストレスに対しても
ペンタゴン式の教えが役立つと言えます。

本書では、折れない心をつくるための
方法として解説しています。

今回は、その中でも特に重要だと
感じた基礎的なポイントに絞って
ご紹介します。

仕事や家庭子育てや、人付き合いなど
最近ストレスを感じることが多いという方。

何かツライ出来事が降りかかって
心の整理がつかないという方には
特に役立ってくれる本だと思います。

まず最初は、
滝のような心を目指すこと。

テレビで見るような軍隊で
勤務する屈強な姿をイメージすると
何が起きてもへこたれない
生まれながらにしてたくましい心を
持っている人が集まっていると
想像してしまいます。

が実際には、私たちと同じように
困難に陥って落ち込んだりストレスを
感じて心が乱れたりすることが
当然のようにあります。

涙を流したり、時には何もせずに、
ボーッとしながら心を休めたりと、
自分の弱さを受け入れられる人が過酷な
ミッションを求められるペンタゴン
で長く活躍できる人だと言います。

pentagon が定義する折れない心は
頑丈で強固の鉄のような心ではなく
しなやかで柔軟な竹のような
心ということですね。

ストレスに負けない心が
痛い心を強くしたいと考えると
くよくよしたり落ち込んだりしている
自分に対して、ついつい食べて
しまいがちですが、そうではなく
自分の弱点を素直に認めて
その上で、しなやかに回復できる
パスタや柔軟性が大事だということです。

では、どうやったら回復力のある
心が手に入るのか?

一つの方法は
ストレスの原因を明確化することです。
心が折れそうなとき、人は目の前の
状況について集中してしまいがちです。

大きな役割を求められたが、
「自信が全くない、失敗したらどうしよう?」
「仕事でミスをしてしまった。
信頼を失ったらどうしよう?」

しかしながら、そうした状況に集中したところで
何か肯定することはないです。

むしろ冷静さを失い、精神が
混乱することもあり得ます。

この本が伝える大事なポイントは
経過ではなく、原因に
目を向けることです。

物事を根本的に解決するのは、
原因を突き止める必要があります。

原因を把握するには、
状況を把握して、解釈することが
求められるので、自然と商店も
自分や状況から外すことができます。

もちろん原因に目を向けたとしても、
抱える問題が、すぐに解決するとは
限りません。

仕事で失敗をした原因が
会社での人間関係で悩んでいたり、
家族との問題を抱え仕事に
集中できていない。
などであれば、
その原因に対し、しっかりと
向き合っていく必要があります。

そうしたケースであっても、
ただ悪い状況にだけフォーカス
してしまっているよりは
原因を模索する発想を持つことで
対応方法も明確になります。
前向きに対処できるということです。

回復力のある心を手に入れる。

もう一つの方法は
瞑想でクリアな視界を保つことです。

意外に感じられるかもしれませんが?
現在アメリカの陸海空
すべての部隊で瞑想が取り入れられています。

導入前は、本当に意味があるのか?
と疑問視されてましたが、
実際に導入してみると「疲れにくくなった」

ストレスプレな現場でも、
冷静でいられるようになった
など想像以上の効果があったということです。

取り入れられているのは
マインドフルネス瞑想
これはアメリカの多くの企業でも
研修として取り入れられている
瞑想法で、ストレスの軽減や
集中力の改善判断力や
人間性の向上など色々な効果が
報告されています。

瞑想と聞くと難しいものと思いますが
誰でも簡単に取り入れられるのが
マインドフルネス瞑想の良い点です。

マインドフルネス瞑想とはどんなものなのか?

次の三つのステップで行います。

1 イス座って、背筋を伸ばし、
2 姿勢を整えながらリラックスする。
3 肩の力を抜き、
4 目を閉じ
5 ゆっくり呼吸を続ける

大事なポイントとして、
今この瞬間に起こっている周囲の
状況にフォーカスする事
例えば、自分の呼吸のリズムや
風の音などです。

非常にシンプルですよね?

最初は3分ぐらいから
始めて無理のない範囲で徐々に
時間を伸ばしていくことを勧めています。

ちなみに pentagon でも
平均時間は12分だそうです。

今した瞑想の習慣を
身につけることで、仕事の中で
パニック起こしそうな状況にあっても
強制的に脳が休まる時間を作れるので
冷静さが増したり、出来事を
客観的に捉える余裕が
生まれるということですね。

ペンタゴン式ハードワークでも
折れない心のつくり方を
もとに、ストレスに負けない
心の整え方というテーマで
しなやかな、竹のような心を目指す。

ストレスの原因を明確化する
瞑想でクリアな思考を保つ
というポイントに絞ってお送りしました。

過酷なミッションを遂行する
軍隊ほどではないかもしれませんが
日常のストレスも時には、過酷なものです。

そうしたストレスによって
体を壊したり、間違った誤った
判断をしてしまう人も
少なくありません。

1日のうち、3分でもストレス対策
に充てる時間を習慣的に保つことは
穏やかに生きる上で大事なことだと
私自身も改めて感じました。

今回紹介した内容は、
ほんの一部で本書では、
折れない心のつくり方を
ご紹介しました。

最後までありがとうございました。