【実践マニュアル】本と現実とのギャップに苦しむ人へ・・・リラクゼーション編

マニュアル本と現場の温度差

本屋に行くと山のようにあらゆる施術のマニュアル本が置いてあります。どれも興味ある本ばかりです。しかしどの施術が自分に一番合っているか?と言う問題になるとどれも不必要となります。施術に限らず精神世界や宗教のコーナーを見てもどれも興味がわきます。しかしどの本も買わない。買う気がしない。活字や写真から学べないからです。活字を読んで理解してそのとおりにやればいいのか?

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そのとおりに施術すれば治療効果があがるのか?そういう疑問は残ります。1万円以上する本のとおりにやれば必ずよくなるのか?1500円の本のとおりにやれば効果的なのか?価格ではなく、内容と自分の興味なのでなんとも言えません。超難関な理論を理解するには、それなりの習得能力がないと無理です。セミナーとか直接教わらないとわからないです。しかしそれすら興味の沸かない自分などは論外かも知れません。30年近くマッサージ業を営んでいる女性などは本など読んだこともないし興味もない。

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あるのは「今日は何人のお客さんが来るか」という商売しか頭にないのです。本を読まなくても、誰に教わらなくてもやっていけるのがこの商売です。手で覚えて、先輩の手技を盗んで自分のものにする。つまりそういうことなんです。彼らの仕事の姿勢は、お金があろうとガツガツしているところがスゴイ。未だにそういう精神を持ち、入りたての新人をライバル視してなんの疑問を持たない。そういう職人気質を失わないところがある。新人より知識はありません。その差は雲泥ほど

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施術に関しては新人よりも雲泥の差があります。社会状況が目まぐるしく変化する中、薄利多売の市場が蔓延しています。これはリラクゼーションの業界もですが、最近の求人情報を見ていると、1若い 2経験がある 3資格がある 4女性 というようなかなりハードルの高い基準となっています。要は、年配者や熟練者はいらないということなのです。安く、言うことを聞く若い人材を求めているのです。

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以前は人材不足と言っていた企業が今や求人難ですから、職を求める人はそういう状況に対して無力です。こういう状況が続くとベテランは生きにくくなります。新人ばかりのかわいこちゃんばかりの施術師にお客さんは何を求めるでしょうか?浅はかな企業理念の軽薄会社などいずれは淘汰されるでしょう。いや淘汰されるべきですね。