痛い関節痛は老化現象のはじまり・アンチエイジへ

痛い関節痛は老化現象のはじまり。改善策節々の痛みを感じたら関節の老化現象です。

若い頃はアクティブにいろいろな動きができたのに、加齢とともに体のコリがひどくなって、痛みを伴うようになり、体を動かすのがおっくうになっていませんか?

膝を曲げると違和感がある、肩こりがひどく腕が動かしにくい、腰痛が長引いているという現象は、加齢による自然現象です。

これは避けては通れない生理現象ともいえます。
必死に毎日カルシウムやビタミンⅮを摂ったからとは言え、ムダになります。それは体外に流出するからです。
栄養素を蓄積吸収する年齢は限られています。
若年期であればまだしも、年齢が増すに従い流出する栄養素
の方が多くなります。

腸内環境の老化現象とも言えます。
分解と、吸収と消化の働きが悪くなり、悪習慣により阻害されます。
長年の腸内環境ではマヒして栄養素がうまく吸収しません。
よって体に吸収されす体外に流出してしまうのです。

厚生労働省の平成22年国民生活基礎調査によると、自覚症状がある痛みで最も多いのが「腰痛」「肩こり」が
男女ともに1位と2位で、「手足の関節の痛み」も
女性が3位、男性が5位。
節々の痛みは、多くの人の痛みなのです。

関節は骨と骨を結ぶつなぎ目部分で、固い骨と骨がぶつからないように、関節には潤滑油の役割をする液体や、クッション、カバーの役割をする膜などがあり、関節の痛みが起きないように働いています。

これらは老化現象により祖となります。
関節を覆う滑液が失われゼリー状のモノが硬くなります。
結果大腿骨、腓骨が直接ぶつかり摩擦します。
その摩擦により骨が削られます。その削られた骨のカスが関節に溜まり、関節の神経に当たり、痛みとなります。

その結果、骨が変形したり、ずれたりして、歩行困難になります。立位の不安定になります。
高齢になれば誰にでも起こる現象とも言えます。

2足歩行をする人は、重力という加重を膝で受け止めるため、
膝はからだの中で一番過酷な重圧がかかる関節と言えます。
その次が、腰でしょうか?

しかし、職業上おもに使う体の部位の関節もあります。
1 運転手 肩こり クビ 手首 腰痛 足首通 など
2 レジ  肩こり クビ 手首 腰痛 膝痛 冷え症
3 調理  手首痛 クビ 肩こり 腰痛 
4 事務  眼精疲労 クビ 肩こり 腰痛 下半身の劣化
5 建設  肩こり 腰痛 振動痛 道具による障害

など
主に膝、肩、腰、首などの痛みの原因になっている場合が多いのです。これらは長時間同じ動作による障害です。

関節の痛みが起きると、痛みを感じないようにかばって姿勢が悪くなったり、痛みを気にして、動くことを止めます。止めることにより可動範囲が狭くなり、とっさの動きができないで大けがをします。
わずかな段差で転ぶのも動ける範囲が少ないからです。

こうして老化が進行していきます。これが続くと、若々しいスタイルは消え、だんだんと老人体型に変化してしまいます。
若々しい体型を維持するためにも、関節を労わることが重要です。

ではその具体的な方法について、ご紹介します。
1 
やせすぎ 体重を減らせば、関節への負担は軽くなり痛みも軽減されます。まずはダイエット。

2 
肥満体系 以前のまま体重を維持していると、体の重量に関節が耐えきれなくなります。その結果関節包では削られた骨が神経に刺さることになります。

3 
栄養失調 食べなければ、筋肉、骨格は弱くなります。その
結果、からだの生理現象が不安定になり精神的にも不安定になります。心と体が調和しません。   
            

関節を予防して元気に
靴のクッション性を高めてできるだけ、膝に負担をかけないようにしましょう。
歩き方にも気をつけてモデル歩きをこころがけましょう。
ひざや足首に違和感を感じたら、高めのインソールで靴底で強化して、犬といっしょにお散歩。お友達との散歩をしましょう。

楽に楽しく運動しよう。
運動は習慣ですから、毎日つづけることが重要です。
どうしてもおっくうになり外出しないくなる。そういう毎日ですと動くということが苦痛になります。

動けなくなるの初動はまずこの「動きたくない」という衝動です。子供はよく走り飛びます。そうしないとからだの歪みを修正できないからです。

高齢になればそれができません。動かない彫刻のようです。動かなければ血液の循環、骨格の運動、神経組織への刺激、脳の活性化、これらが退化し老化します。

予防その1
例え体が動かなくても、頭がハッキリしているなら、ゲームをすればいいのではないか?福祉施設でも任天堂体感ゲームは人気です。ボーリングやテニスなど実践しています。

予防その2
楽しい動きとして、まず外に出て買い物、孫の面倒、同窓会、友人たちとのおしゃべり。そんな誰にでもできることから始めます。

予防の結果
張り合いのある生活になります。これができない人は、問題ですが一人でなにか趣味を持つことをお勧めします。関節とは少し話が離れましたが、関節は体を支えるボルトです。
ボルトが緩んだり、傷んでしまえばヤグラが傾き、倒れてしまいます。からだと家は同じ構造です。

大黒柱が脊柱とします。これが歪めば家は傾きますね。
ズレれば倒れて半壊する恐れがありますね。からだも歪んで痛みを感じて痛みを避けようと不自然な格好になります。
やがてそれが病気を併発することになります。

からだというのは、そういう連携して悪い方向に向かうものです。意識しなければ悪い方向に進んでいくだけです。

リハビリ用サポート道具の使い方
首、手首、足首……首を温める
第2に、ひざ、ひじ、腰、肩、首、手首、足首、股関節など、関節部分は、季節に関係なく冷やさないことです。
関節部分が冷えてしまうと、血液や体液の流れが悪くなり、酸素や栄養が循環できなくなります。手先や足先の冷えは血液の循環が悪いわけです。
ホッカイロであたためるのも良し。しょうが湯を飲むの良し。
冷えは体質的な問題もありますが、からだの冷えは関節の冷えでもあり、滑液包の冷えと老化につながります。そして結局関節痛となります。

動く、温める。という基本を忘れずに日々生活してください。