自分を好きになる ポイント

自分を好きになるための
5つの方法というテーマでお送りします。

アメリカのエッセイスト
ジェリーミンチントンの著書
うまくいっている人の考え方です。
100万部を超えるヒット作なので
ご存知の方も多いかもしれませんね。

文章ではうまくいっている人
例えば自信にあふれている人
いつもポジティブな人
が普段どういった考え方をしているの?
100個のポイントに分けて紹介しています。

大事なメッセージは
ちょっと考え方を変えれば
誰でも自分も好きになれるということ。

例えば、私達はついついミスをしたり
嫌なことがあると自分ってダメだな
と落ち込んだり後悔したりしがちです。

私自身も結構そんなタイプです。
でもうまくいっている人
やいつもポジティブの人
も実はちゃんとミスもするし
ちゃんと嫌なことにも出くわしています。

違うのは、そうした嫌なことの捉え方
いつも前向きな気持ちで過ごすための
考え方を身につけているからです。

本書で紹介される考え方のうち
特に大事だと感じた、
こちらの5つを厳選してご紹介します。

普段から落ち込みやすい
すぐくよくよ考え込む
という方は、ぜひ参考にして心穏やかに
楽しく過ごすためのきっかけに
していただけたらと思います。

自分の長所にだけ意識を向ける
私たちは、自分の短所や嫌いな
ところについつい意識が
向いてしまうことがあります。

ただそれで心をかき乱したり
落ち込んだりしているのであれば
無駄な心の消費です。

そうではなく、
自分の長所や自分の人生で恵まれている
部分にいつも意識を向けるようにしましょう。

そうした習慣が、身につくと
その長所がさらに磨きがかかって
自分への自信も高まり
些細な出来事で気持ちが
滅入ることも減っていきます。

次のポイントは、
自分のミスは全て許す自分のミスを全て許す。

とは少し驚く考え方ですよね。

文書によれば、
私たちは自分を責める癖を
持っていると言います。

せきようのないことや、
自分に責任のないことまで
自分を責めてしまう人も多いのが現実です。
ただ明らかなことは完璧な人間は
この世に一人もいません。

あなたが思い浮かべる完璧な人も
実は同じように寝坊したり
財布をなくしたり
日程を間違えたり
たくさんのミスをしています。

人間、誰しもミスはするのだから
自分のミスを責める必要はありません。

誰かに迷惑をかけたのなら謝ったり、
次はこう防ごうと手段を考えることは
大事なことでもミスは許す。
それが賢明な生き方です。

3つ目のポイントは、
前向きに考える。

色々な出来事に出くわします。
注文と違うものが届いた。
バスが来ない。
旅行中ずっと雨だった。
そうした出来事でもネガティブに
解釈する人もいれば、
ポジティブに解釈する人もいます。

普段から物事をポジティブに
解釈している人は、どんな困難な状況に
陥ってもどんなに悲しい出来事が
起きても、何らかのポジティブな
側面を発見することができるので
前向きな気持ちを維持しやすくなります。

ネガティブになりがちな人は、
まずは些細な出来事から
そのポジティブな側面を見つける
習慣を身につけていきましょう。

また身の回りでポジティブな人がいれば
そばで観察してみるのもおすすめです。

次のポイントは、
一部の人に嫌われても気にしない
好みや考え方は人それぞれ違います。
当たり前なのについつい
忘れがちなことでもあります。

例えば本屋さんに行くと、
自分にとって興味がある本
退屈な本
よく理解できない本
など様々な本があります。

人も同じです。
何気なく暮らしていても、
ある人からは、興味がられる人
退屈がられる人
よく理解できないと言われる人
不愉快に思われる人
そういうなんとなく、興味、嫌悪を
自然にもたれる損得な人がいます。

そうした人々の多様性を踏まえると
人が他の全ての人から好かれるのは可能です。

一部の人には嫌われても
気にしないという心構えが必要になります。

また嫌っている人に対しては
自分に危害が及ばない限り
何もする必要はありません。
違うタイプの人と捉えて距離をおきましょう。

最後のポイントは
他人に期待しない。

私たちは、ついつい他人が自分と
同じ行動をとることを期待して
期待通りに動いてくれないと
がっかりしたりイライラしたりしがちです。

長く連れ添った家族でも
理解し合えないことがあるのに
より環境や人生経験が異なる
他人の行動をコントロールできると
思うのは間違いです。

逆を言えば、自分の行動も他人に
とっては理解しづらいことが
あることも承知しておきましょう。

また他人を変えようとしないことも
上手に生きることです。

なぜなら、自分の行動や習慣でさえ
変えるのが難しいのに
他人を変えるとなると
さらにハードルは高いからです。

何か人間関係で問題がある時は
出来る限り違いを受け入れ
自分の態度や行動を変える方が
解決も早まります。

今回は自分も好きになるための
5つの方法というテーマでお送りしました。

おさらいすると、この5つのポイントに
なります。

分からなくはないけど
本当に実践できるかな?
という風に思っている方もいるかもしれません。

ミンチントンが紹介している
考え方は実社会でも生かされています。

例えば、千葉ロッテマリーンズ
井口監督は伸び悩んでいる
若手選手にはミスを恐れず長所を
伸ばせと伝えているそうです。

長所を伸ばせば、
一番の自分の長所にだけ意識を
向ける似た話ですね。

井口監督は元メジャーリーガー
アメリカの多くの選手から
このスタンスを見習ったそうです。

短所ばかり気にして減らす努力をしても
平均的な選手になってしまう。

長所を伸ばすことで、
自信がついてパフォーマンスが
上がるだけでなく、他とは違う才能を
身につける可能性も高まります。

そんな私も、実は昔のミスを
未だに引きずったりくよくよしてしまう。

自分のミスを許して
前向きに考える習慣
をつけるところから始めたいと思います。

皆さんにちょっと考え方を
変えるきっかけになれば嬉しいです。

最後までありがとうございました。