【ジモティ】というクラシファイド、ジモティ仕事をやった結果 2

現場はこの場所から、船しか行けない孤島。船着き場から孤島に渡るのですが、めったに乗れない自衛隊の船です。10分近くかけて孤島に渡りますが、途中の自衛隊の空母、アメリカ軍の船が停泊しているという光景を見て少し感激しました。めったに体験できない経験でした。島に到着すると、軽トラックに乗りこみ現場に行きます。現場に到着すると草刈り機を組みたて作業に入ります。

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エンジンがかかると結構な振動で少し戸惑いましたが、担当の雑草の区域に行き、草刈り機を振り回します。夏まっさかりの時期だったので水分補給は必須です。慣れない振動と暑さで倒れそうになります。雑草は切っても切っても果てしなくあるようです。「終わった」と思ったら、見えない場所に雑草が続いています。ガソリンは20分もフル稼働させていると切れます。それと同時に休憩して水分補給するのです。

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普段あまり水分を気にせず飲んでいますが、脱水症状で水を飲まなければ倒れてしまいます。私の刈り方は結構テキトーなので、雑草が残ったりしています。もう一人のアルバイトは、真面目そうで同じ場所を丁寧にやっています。私は伸びた雑草をバッサバッサと切りまくる戦法ですので、結構広範囲を処理していました。昼になり、もうぐったりです。

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ご飯がのどを通らないというか、あまり食欲がない。とにかく水分が一番。ここは孤島なので誰も来ないことをいいことに、靴を脱ぎ、ズボンを下げ、道路の脇に大の字に寝て休憩しました。もう一人のアルバイトを見ると、靴を履いたまま、体育座りして頭を抱え込んでいる。「そんなんじゃ疲れはとれないよ」と言ってやりたがったが無視した。とにかく大量の汗が噴き出て、クールダウンしないと午後の仕事ができない。

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雇用主の男も隅で寝ていた。午後も残りの雑草を刈るのだが、雑草もそれをゴミ捨て場に持っていくために収集しなければならない。熊手で刈った雑草を集めるのだが、結構な量だ。雑草の仕事は、1雑草を刈り取る。2刈った雑草を集める3集めて山にした草をゴミ捨て場に捨てに行く。という段取りだった。雑草も水分を含んでいると、重さが加わるので、これには苦労した。

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人が自分ともう一人しかいないので、後2,3人はいないと無理な現場だった。孤島から出発する船の時間があるので、それに合わせて仕事を終了しなければならない。30分前に仕事を終えて軽トラックに作業道具を詰め込み、船着き場に戻るのだ。一刻も早くシャワーを浴びたいという心境。もう一人のアルバイトは、土木のアルバイトをしたとき、ドリル機で「コンクリを粉砕していた」という。

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誤って靴の上にドリル機が来てしまい、危うく足指を失うとこだったらしい。幸いにも大量に血が出たのにも関わらず、大事には至らなかった。らしいそのことを自慢でもないが、寂しそうに語る姿があった。彼も疲れ果てているらしく、無言で到着した船に乗りこんだ。海風が心地よい。都心では絶対に味わえない経験だ。朝昼夜自然の中で労働するという気持ちよさは都会で働く人にはわかるまい。

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船が到着した後、雇用主は日当を現金で渡した。このお金は貴重だ。汗水たらし労働したお金は貴重だ。お金のありがたみを実感したものだ。「じゃ明日も8時ゲート前」ということで解散した。その後、めったに来ない横須賀市街を歩いた。スカジャン専門店とか有名などぶ板通りを歩いた。米軍が駐留しているので、アメリカンバーがあったり、オリジナルハンバーグ屋があったり、独特な雰囲気だった。「ああここにパンパンとか出現して、好みの米兵とできちゃった結婚とかするんだろうな」と思った。よく、有名なイージス艦が停泊すると、その情報を聞きつけたパンパンが集合するのだ。